ユーロ2004


チェコ2−1ラトビア


完全に引いて守るラトビアをあの手この手で攻略しようとするチェコという構図。実力差は歴然。けれど、なかなか最初の1点が獲れない。こりゃ危ないな…って思ってたら案の定。前半終了間際にきれいなカウンターからベルパコフスキスに決められて1−0。後半も次から次へとシュートを打つんだけど決まらない。選手も焦りっぱなし。ダメだなこりゃってあきらめて「ここまで来たら初出場のラトビアの頑張りを見届けよう!」と宗旨替えしたとたんにバロシュの同点弾。1点入ればもう止まらない。後半40分、ディフェンスの裏に出たボールをバロシュがキーパーよりも一瞬早く触り、こぼれたボールをディフェンダーがクリアしたのだがそれが交代出場のハインツェの正面へ。正確なシュートが無人のゴールに突き刺さり、かろうじてチェコが勝利を手にした。逆転された時のラトビアディフェンダーはピッチに座り込んでしまっていた。まるで大会の全てをこの試合に掛けていたかのような集中力を見せていたのだけれど、最後は力尽きてしまった。


ドイツ1−1オランダ


本大会のドイツはやはり侮ってはいけない。でも、完璧にコントロールした試合で勝ちきれなかったのがかつてとの違いなのかも。ファン・ニステルローイのボレーは綺麗だった。そこまでなーんにも仕事してなかったのに決めちゃうんだもんなあ。終わってみればドローが妥当でした。
にしてもオリバー・カーン、人殺しのオーラが無くなっちゃったなあ。2年前で彼の時代は終わってたってのは本当だった。


ところでこんな記事が。

2年前にロマーリオを頑として許さなかったフェリポンはどこ行っちゃったんだろ。こんな発言許しててチームがまとまるはずない。これでまたフィーゴルイ・コスタスタメンなんてやったら、もう予選敗退決定でしょ。まあブラジル人監督は信用するなってこと…なのかな。



おまけ:宇都宮徹壱さんコラム。見所はエロいスウェーデン美女…じゃなくて、ある英語教師から受けた質問。

「この間のマンチェスターでの試合は、本当に感動したよ。日本はナカタもトダもいなかったのに、イングランドに引き分けたんだからね。そういえばトダは最近、代表には呼ばれていないそうだね。いい選手なのに。君、理由を知っていたら、教えてくれないか」

誰か俺にも教えて下さい。