同居の祖父、死去

世話をしに来てくれていた叔母に呼ばれ駆けつけたが、一見してもう駄目だと思うような状態だった。脈も無かった。まもなく両親、そして救急車が到着して病院へ運ばれていったが間もなく心停止。祖父は夏以降体力が落ちつづけていたのだが思ったよりも早くこの時が来てしまった。


祖父を連れて帰ってくる為に部屋を急いで片付け、葬儀屋に連絡し、親戚への連絡をする。その後、父からの連絡で入れ歯を病院に持って行った。死に顔を作るのに必要だとのこと。なるほど。


病院で面会。葬儀屋の到着を待って家へ戻る。


近所の方及び葬儀屋との話し合いで通夜、式の日取りを決め、神社に連絡。なんと母方は神式であったのだ。古い家らしい。衝撃の事実。父も弟も同様で、知っていたのは母と妹だけであった。ちと情けない。



少し時間ができ、テレビを付けるとオマーン戦の真っ最中、1点リード。だがちっとも面白くない。人の心を揺さぶらずして何がプロだ。私の気持ちがこのチームから離れているという事実をあらためて知ることになった、ただそれだけだった。


日取りも決まり、駆けつけた親戚たちも帰った後、家族で食事をしたりアルバムを見て祖父の話をしたりしながら、線香を絶やさずに夜を明かした。