鹿島アントラーズ
Slow boat to Chinaさんより引用。
何よりの注目は羽田憲司の実戦復帰。
…遂に。
あぁ…この日をどれほど待った事か…。
2001年8月11日のコンサドーレ札幌戦(カシマスタジアム)―――。2ndステージの初戦、優勝へと繋がっていく最初の勝利はスタメンフル出場羽田憲司のプロ入り初ゴールがもたらした。
だが次の週、ベンチに彼の姿は無かった。その次の週も、そのまた次の週も。
結局2001年はこのまま終わり―――――――今に至る。
曲がらなくなった右足首。再三に渡るブラジルでの手術。医師の「こんな足は見たことが無い」との言葉。後からリハビリルームにやって来たチームメイトが次々と羽田を残して復帰して行く。大怪我と言われた相馬も熊谷も中田も。
でもちょっとずつ、ちょっとずつ積み上げてきたんだね。もう少し、もう少しだよ。焦らないでくれ。3年待ったんだから、もう少しだけ我慢してくれ。
「サポーターに忘れられることが不安」って言ってた羽田。忘れるわけないじゃん。君みたいなディフェンダーは今まで見たことがないんだ。いつだってずっと待ってたんだよ。
ああ羽田。羽田よ。
ねえサッカーの神様さん。もう羽田からサッカーを奪わないでくれ。お願いだよ。