オリンピック女子代表


日本3−0カナダ


ダイジェスト放送。しかも録画観戦。

澤・山本とチームの主力を欠くが、代役である安藤はドリブルと二列目からの飛び出しで2得点にからむし、小林は左サイド中心にボールに良く絡み、クロスやミドルシュートなどでフィニッシュの仕事も多くこなした…と思う。ダイジェストなんで。

カナダは時差なのか暑いのか単にモチベーションが低いのかわからないけど、ワールドカップの時の怖さはなかった。もちろんフリックやセットプレーで高さを使われたときにはピンチも招いていたけどGK山郷が安定した(本当に安心できる)仕事ぶりでゴールマウスを死守。

プレスで相手を遅らせ、すかさず2人3人と寄ってきて囲んで奪取、1タッチ2タッチで縦にワイドに動かしてフィニッシュまで持って行く。皆がスペースへと走るのでつながり易く、たとえ途中で奪われても攻守の切り替えが素早いのでチャンスをなかなか作らせない。よく走る。

このチームがたくさんの人たちから共感を得るのは厳しい状況の中で頑張っている事への同情ももちろんあるのだが、何よりも18人全員がさぼらずに最後まで戦い抜く姿が心を打つからだと思う。マドリーやアーセナルとは違うけれど、彼女たちのサッカーは美しい。僕はこのチームの方がずっと好きだ。