鹿島アントラーズ


鹿島2−0神戸(ナビスコカップ


今期3度目の神戸戦、3度目の完勝。相手が悪いって事なので評価の対象外。


…なんて事言いたいなあ。久しぶりの鹿島、久しぶりの勝利。やっぱ凄く嬉しい♪
夜のスタジアムは涼しくて良し。夏は夜ですよ夜。

実は試合自体はいつも通りでした。ボール持っても動きの連携が無いから崩せない。んでカウンターでクロス・シュートまで持ってかれる。困ったもんだの前半終了。

後半はいくらかマシ。ともかく選手たちから「勝つんだ!」って気持ちが見えた。相変わらずグダってるんだけども、力ずくでシュートチャンスを作り出して行く。明らかに気持ちで上回った鹿島が先制点(深井)・追加点(野沢)を奪って試合はほぼ決定。

なのにそこからベンチ・選手共に受け身に周ってしまって神戸に勢いを与えてしまう。前線からのプレスへの対応がまだ出来ておらず、何度も奪われ何度も決定機を作られる始末。結果は完封だったけれども不安が残る内容なのは相変わらずでした。

曽ケ端はなんで?ってくらいハイボールを怖がってた。かなりトラウマの模様。ゲーム前のアップ中にGKコーチとサブの小澤が曽ケ端とハグしてた様子からどうやら相当へこんでたんだなと想像。2試合連続完封*1で自信を取り戻していることを切に願う。

大岩は鹿島に来てくれて本当にありがとう。痛んでピッチ外に出された時にはかなり肝が冷えた。大岩の代わりは今はまだいない*2のだ。2ndも頼むぞ大岩。大岩ボールを99個プレゼントしよう!

金古は一対一でもっと我慢してくれ。名良橋まあまあ。相手のプレスが緩くて危ないシーン無し。新井場サンキュー。ソガに奢ってもらえ。本田主将良かった。野沢だけじゃなくて青木と大谷も改造してくれ。フェルナンドまあまあ。いつも通りガス欠でもフル出場。増田まあまあ。ゲームを作る事はまだ出来ないがエリア近くで仕事出来るのは頼もしい。1点目のアシストはシュートを打てる形に持ち込んだからこそ。見習えヤナギ。深井ナイスゴール。でも2列目で出たときはもっと前を追い越して欲しい。ニアはお前の物。平瀬はポストが安定していたのと、何よりも戦う気持ちを見せてくれたのが良かった。ディフェンスも頑張り、2点目には絡んだ。内田可不可無し。中島は走り回っていたけど、平瀬に戻すのが遅くてシュートを打てなかったシーンは要反省。自分の得点しか考えてなかったっぽい。次期待。

青木は本当にまずい。だが、このゲームに限っては当初左サイドバックに入れられたって事がリズムに乗れなかった原因でもある。

ひとつ判断ミスがあったのは、最初に本職でない青木を左SBに入れたこと。すぐ修正しましたが。

青木をスタメンで使って欲しかったのだが決勝トーナメント進出のためには致し方なしか。

野沢はどんどん良くなってる。これだけの技術を持つ選手が動きの質とシュート意欲とディフェンス参加を兼ね添えてしまえば…無敵じゃないのか?
日本には珍しい技術系セカンドストライカーが誕生しようとしている。今度デルピエロループ打ってくれ。

「代表選手がいない中で負けたりすることはできません。(代表)が戻ってきた時に居場所がないくらいにしていかないと。お互いがいい刺激になればいいと思う。それがチームの力になると思うし。」

あの野沢がこんな立派なセリフを吐くようになって…感無量。本田主将、あんたのおかげだよ。

野沢・深井・増田・中島。鹿島の若いオフェンシブ・プレーヤーには戦士がそろっている*3アントラーズから遠のいている人たち、またスタジアムに来なよ。こんな若者たちにまで魂が受け継がれているって事に感動すると思うよ。


ところでこのゲーム序盤に神戸のレアンドロンが負傷交代するというアクシデントが起こりました。一見して大怪我とわかる転び方をしたレアンドロンの姿がリプレイで流されると、思わず鹿島サポーターたちから溜息と悲鳴の混ざった声が上がるほどでした。ですがその時、鹿島サポーター席中央最上部から「さっさと出せ!そんな奴殺せ!」と殺人を教唆する言葉が聞こえてきました。いくらある程度日本語が話せるとはいえ、スタジアムに猿の入場を許可するのはいかがなものかと思います。

*1:共にかなりの結果オーライなのだが。

*2:羽田が戻るその日まで…。待ってるぞ羽田!

*3:まだ観たことは無いが、田中も間違い無くそうだろう。