鹿島アントラーズ


鹿島1−0磐田


優勝が無くなって初めて気持ちの入ったゲームが出来たってのは喜ぶべきなのかどうか。まあ最後まで無いよりはマシだ。ここ1〜2年の磐田戦は名前倒れのゲームが多かったので、最後まで目の離せないゲームを観れたのは嬉しいし、劇的な勝利を体感できたのも非常に嬉しい。

不満点。                                     金古の危険地帯での軽いプレー。エリア内ではセーフティに。    内田のクロス。要練習。                          フェルナンドの対人守備。人ごと蹴るのは止めろ。            平瀬の動きの質。ポゼッション時のポジショニング。          監督の選手交代。完全にペースを失う。
満足点。                                     曽ヶ端。大岩。内田・中田の守備。フェルナンドがようやくマシになってきたこと。小笠原。野沢のテクニカルなポストプレー。        本山。裏への飛び出し・果敢なドリブル・決定的なシュートで攻撃の中心。だが最も印象に残ったシーンは、内田をポジションチェンジで前線に上がらせ、自分は右サイドバックの位置に入った時。成長したなあ…。                                   新井場。凄い。凄い。能力が高すぎる。身長・コンタクトの強さ・スピードといったフィジカル、一対一ディフェンス・読みを生かしたパスカット・ロングフィード・中央でもサイドでも突破できるドリブル・強烈で正確なシュートといった技術、他人への要求の高さ・勝利への意志といったメンタル。欠点は調子のムラがあることくらい。断言する。日本ナンバーワンの左サイドだ。

ところでこんなニュース。    

残念。限界まで挑戦して欲しかった。にしてもフロントの迷走ぶりが際立つ。後ろを振り返るような企業が生き残れるとでも思っているのだろうか。即座に経験あるGMと、ヨーロッパで実績のあり、組織的で攻撃的なチームを作れる監督の就任を強く求める。